山本達也／ひらつかスターモール整体院

湘南ひらつか七夕祭りの飾りのメインストリート、湘南スターモール商店街にある「ひらつかスターモール整体院」。季節の衣装を見にまとうガイコツ、といえば「あそこね！」とわかる方も多いのではないでしょうか。
そんな平塚スターモール整体院のエネルギッシュな院長/整体師の山本達也さんに「まち活」への参加への想いをお伺いしました。

取材協力：ママぎゅっと

困ったことがあればまちなかにくれば、答えが出るのがまちの活性化

山本さんがまち活に参加したのは、元々「ひらつかまちゼミサポーター」をしていて、「まち活」が立ち上がる際にも声をかけられたことがきっかけでした。

まち活のメンバーを見た時にいつもの顔ぶれだな、という活動への安心感がありつつも「何をするのか、自分たちにどこまで、何ができるのかが未知数」で最初は手探りだったそうです。

まち活とは、「まちを活性化する活動」ということですが、「まちをよくしたい」という想いがある山本さんに「まちの活性化」というのはどういう状態か尋ねました。

「まちに来た人が笑顔で買い物できたり、お互いに挨拶し合いながら楽しく歩けるような商店街になり、何か困ったらまちなかにくれば答えが出ること」が活性化につながるのではないかと語ってくれました。

山本さんの柔和な笑顔が、ご自身が理想とするまちを体現しているように感じます。

住んでるまちへの恩返しであり、人生の楽しみの一つ

　なかなか予約の取れない整体師としても大忙しの山本さんですが、どのようにまち活の活動しているのかお伺いしたところ、事前に日程がわかっているイベントを実施する土日などの1日、予定を空けておいて当日現地スタッフとして集中して活動しているそうです。
　「この場所で仕事ができているということは、地元の人の力を借りてできていること。まちや、まちに住む人たちへの感謝の気持ちがあるので、まちのことで身体を使って貢献して恩返ししよう」という想いが原動力になっているようでした。

　何かまちへの恩返しがしたい、何か携わりたいけれど、きっかけもないし何をしていいかもわからない人が実はたくさんいるんじゃないかという山本さん。

「まち活のサポーターとしてちょっと携わると一緒に動かしていく楽しさも味わえると思います」とまち活の活動に参加することが住んでいるまちへの恩返しになり、自分の人生にとっての楽しみの一つになるのではないか、と自分の体験談を交えながら話してくれました。

2万人の子供たちの願いを受け取った星に願いをプロジェクト

湘南ひらつか七夕まつりがコロナでできなかった時、何もない平塚の7月は寂しいね、という話にまち活メンバーでなり、そこで立ち上がったのが「星に願いをプロジェクト」でした。

街角広場にオブジェを作り、平塚に住むこども達が願い事を書いた短冊2万枚を飾りました。
集まった短冊を一つ一つ丁寧に飾りつけていき、願いがたくさん集まった光景が出来上がった時には感動したといいます。
お子さんがいるご家庭では、コロナ禍に学校などから配布された短冊を書いた思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
みんなの願いを一つに集めて想像以上のものができた感動は、まち活に関わっていよかったと思う瞬間のようでした。