昭和8年創業のサカエヤ仏壇店に務める片倉さんは、2024年6月からまち活の活動に参加している、最年少のメンバーです。
まち活への参加のきっかけは、まち活代表の能勢さんからのお声掛けでした。
元々、商店街に面した会社なので、以前から会社としてまち活に協力することもありましたが、「個人として平塚市の活性化に少しでも力になれれば」と参加を決めたそうです。
実はお父様が平塚市の市議会議員というバックグラウンドを持つ片倉さん。
「平塚市に対しての熱い思いを持つ父親の姿を見て育ってきた。
商店街で働く自分が、一番まちの声を父や市政に届けや すい立場にあると思うので、今の立場をうまく利用し、少しでも市に貢献できるように、という思いもあります」とまち活への思いを語ります。
取材協力:ママぎゅっと
まちの声を届け、商店街の力になりたい
今後まち活で取り組んでいきたいことを尋ねると、高齢者に対しての住みやすい環境づくり、ということです。
「まちなかベースきちきち」も、若者だけではなく高齢の方にも気軽に使ってもらえるスペー スにしたり、環境づくりを一緒に行っていきたい、とのこと。
また、平塚の好きなところを尋ねると、「いい意味でも悪い意味でも、狭くて距離も近いっていうのが一番魅力だなと思います。
近くて声が通りやすい。
商店街がいきいきしてるし、平塚の特徴を紐づけてイベントする力がある。
まだまだ知らない方が多いので、商店街の魅力を知ってもらいたい」と語ります。
仕事柄はきちんと。でも本当はムードメーカー
片倉さんの普段のお仕事は、冠婚葬祭業です。
ご葬儀を終えた後のお客様のお手伝いをする専 任の部署におり、葬儀後の法要、お仏壇、お位牌、相続関係、ハウスクリーニングなど葬儀後のすべての手続きに関することを行っています。
プライベートでは、9か月のお子さんがいるパパ。普段は帰ると寝顔を見るだけになってしまいますが、休みの日は歩行器に乗って歩く練習をしているお子さんと、一緒に遊んでいるとのこと。
趣味は キャンプで、よく奥様と河原でバーベキューをしていたそう。
キャンプグッズを集めることも好きで、今後お子さんが大きくなったら一緒にキャンプをしたい、という夢もあるそうです。
ご自身を野菜に例えると?と質問すると、即答で「じゃがいも」と答えた片倉さん。
「小学生の頃から顔がちょっと丸いので、おにぎりとか丸いあだなをつけられることが多かったんです。
おにぎりは特に気に入ってて。
それをネタにして、みんなを盛り上げたりしていました。
じゃがいもも言われたことがあって、鏡で自分の顔を見て、じゃがいもだなって思います」と笑います。
お仕事柄きちんとしているので、最近はそのようなムードメーカーな部分を出せていないのが、弱点と感じているようです。
ちなみに好きな食べ物はカレーだそう(じゃがいもが入ってますね)。
会社でも家庭でもない、サードプレイスとして
仕事柄、どうしても固いコミュニケーションになりがちで、そのキャラを崩しにくくなってしまっている片倉さんですが、『声をかけられたら100パーセントで応えたい』と前のめりでお話していた姿が印象的でした。
会社以外、家庭以外の居場所として、まち活に参加していきたい。
少年のような気持ちで取り組みたい、と語る片倉さんに、若い世代の頼もしさを感じました。
片倉 奨太
1991年8月23日 A型 乙女座
株式会社 サン・ライフ ライフサポート部門
サンライフサカエヤホール サカエヤ仏壇店
https://www.moshimo.net/hall/23/